データと指標を使えない指導者は淘汰されていく? エ軍が決断した異例のコーチ解雇が物語る“球界の変化”「ある種の不満が募っていた」
エンゼルスから解雇されたマダックス投手コーチ(C)Getty Images
異例の人事が波紋を呼んでいる。現地時間8月11日、エンゼルスはマイク・マダックス投手コーチ、ダリル・スコット投手コーチ補佐、ドム・チティブルペンコーチを同時に解任した。
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今夏のトレード市場で主力を相次いで放出し、本格的な再建に舵を切ったエンゼルス。今年6月に就任したジョン・モゼリアクGMの下で矢継ぎ早に改革を行う古豪は、そのメスをチームスタッフにも入れた。
もっとも、成績だけを見れば、3コーチの解任も不思議ではない。今季のエンゼルスは、与四球数(513)がメジャー30球団ワースト。それに付随するかのように防御率はリーグワースト5位の4.47と火の車状態となっていた。
とはいえ、シーズンの真っただ中に複数のコーチ陣が一斉に解雇されるのは、異例中の異例。「カート・スズキ監督と今後の方向性について話し合った結果、今、変更を行うのが最善だと判断した」というモゼリアクGMだが、よほどの事態が起きていなければ、大ナタを振るわれることはないはずである。
では、球団内で何が起きていたのか。米版『Yahoo! Sports』によれば、モゼリアクGMは、マダックス氏、スコット氏、チティ氏が「選手のパフォーマンスや育成を向上させるために利用できるテクノロジーや分析データを十分に活用していなかった」と判断。より現場で有益な情報を活かせる人材を確保するために人事を断行したという。













