鈴木彩艶獲得の“暗黙の了解”を破られたユーベ幹部は激怒 移籍合意したパリSGの「時間稼ぎ」が生んだ交渉停滞の舞台裏「電話連絡しか交わされていない」
日本代表の守護神として君臨する鈴木(C)Getty Images
鈴木彩艶を巡るパリ・サンジェルマンとユベントスとの交渉は“白紙”となったようだ。
国際的な声価を高め、“人気銘柄”となった今夏の移籍市場でメガクラブへのステップアップが有力視されてきた鈴木の争奪戦は、フランスの“巨星”であるパリSG移籍が決定的となっている。いまだ正式発表こそないものの、地元紙『Le Parisien』や、仏スポーツ専門ラジオ局『RMC Sport』など複数メディアが、移籍金3500万ユーロ(約64億3000万円)の5年契約で「合意に達した」と一斉に報じている。
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注目されているのは、鈴木の居場所がどこになるのか。これまでは、かねてからスカウティングしていた日本代表GKを完全移籍での獲得を狙っていたユベントスが期限付きで、パリSGと契約すると見込まれていた。
しかし、現時点でロシア代表のマトヴェイ・サフォノフとフランス代表のリュカ・シュヴァリエという二人の実力派GKを有しているパリSGは、鈴木のメディカルチェックを延期。さらにチームを率いるルイス・エンリケ監督が、鈴木と2番手GKのシュヴァリエのどちらをレンタルするかを見極めるために数日間の練習参加を希望しているという。
ゆえに鈴木側とのレンタル交渉も遅々として進展しなかったという。パリSGの一連の対応に激怒したのが、ユベントスの首脳陣だった。
一連の動静を「パリ・サンジェルマンの戦略が、日本人選手をユベントスに引き入れるための交渉を停滞させた」と伝えたイタリアの大手スポーツ紙『La Gazzetta dello sport』によれば、パリSGの対応を「時間稼ぎ」と判断したユベントスの幹部は、他のターゲットとの交渉が破談する可能性を危惧。本人とも合意していた鈴木をレンタルで差し出すという、いわば“暗黙の了解”が破られたことに、ユベントスのジョヴァンニ・カルネヴァーリGMやフレデリック・マッサーラTDは「激怒している」という。













