ステップアップは不透明 佐野海舟の“108億円超えの争奪戦”の行方 マインツ幹部は交渉期限設定で売却益の急騰を狙う「経済的には余裕がある」
今夏にメガクラブへのステップアップが期待されてきた佐野(C)Getty Images
日本代表を支えるダイナモのステップアップが今夏に叶うかが、不透明な情勢となってきた。ワールドカップ(W杯)の檜舞台でも真価を発揮したマインツの佐野海舟だ。
先の北中米W杯でグループリーグ第3戦のスウェーデン戦を除く3試合にフル出場を果たした佐野は、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦では、中盤で相手のパスをカットすると、強烈なミドルシュートを突き刺して先制弾をゲット。“一人カウンター”を完遂させ、攻守に貢献する力を世界に示した。
当然ながら市場価値は急騰した。現在25歳とキャリアの最盛期にあり、欧州トップリーグの強豪クラブからの関心も集中。英メディアでは、アーセナル、リバプール、トッテナムが熾烈な交渉を繰り広げていると幾度も報じられ、推定された移籍金も6000万ユーロ(約108億8646万円)に跳ね上がった。
メガクラブへのステップアップに周囲の機運が高まる中、マインツの幹部は冷静にビジネスを見定めている。すでに2028年6月30日の保有権を有する古豪は、売却益を見込む自分たちの立場を明確にしている。
現地時間8月14日にドイツ紙『Bild』の取材に応じたマインツのクリスティアン・ハイデルSDは、8月27日(現地時間)を交渉期限に設定したとし、「それ以降は売却することはない」と明言。さらに佐野獲得を望むライバルをけん制するかのように続けた。
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