無念の4三振で幕切れも認められた価値 村上宗隆が覆した「打てない」のレッテル 他球団幹部が漏らした“本音”「チームを結束させたのは、ムラカミの加入だ」
地区シリーズでは、鳴かず飛ばずだった村上。しかし、この1年は確かな評価を受けるものとなった(C)Getty Images
21年ぶりの“世界一”の夢は儚く潰えた。現地時間10月10日、ホワイトソックスは、敵地で行われたガーディアンズとの地区シリーズ第5戦に0-2で敗れ、ポストシーズン敗退。村上宗隆は「4番・一塁」で先発出場するも、4打数無安打4三振という成績で、ルーキーイヤーは幕切れとなった。
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同シリーズで連勝スタートを飾り、勝てば、2005年以来21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出という状況からよもやの3連敗。しかも、“逆王手”をかけられて迎えた最終戦は、ポストシーズン史上ワーストとなる21三振を喫し、わずか3安打での零敗だった。
悔しい幕切れだが、ここまでの快進撃は十分に評価に値する。昨季まで3年連続でシーズン100敗以上を喫し、世間から「弱小球団」のレッテルを貼られていた若手軍団は、周囲の下馬評を覆してポストシーズンに進出。トレードで集めた多くのトッププロスペクトたちが真価を発揮し、結果に結びつけた。
そんな激動の一年で最も声価を高めたのは村上だった。ヤクルトからポスティングシステムを利用して入団した和製大砲は、レギュラーシーズンでメジャーリーグに挑んだ日本人ルーキーとして最多となる35本塁打をマーク。打率こそ.207ながら、OPS.825と優秀な指標を記録。打線の中軸として機能した。
開幕前には「速球は打てない」「空振りが多すぎる」といった疑念も向けられた。その中で適応能力の高さは米メディアでも称賛とともに総括されている。野球専門メディア『FAN SIDED』は「ライバル球団の幹部たちは、『このチームを真に結束させ、新たな高みへと導いたのは、ムラカミの加入だった』と指摘している」と紹介。2年総額3400万ドル(約53億7000万円)の契約の正当性を論じている。













