「イノウエと戦えたら光栄だ」溢れた“怪物”への敬意 32歳のフェザー級王者が語った井上尚弥への本音「『必ずぶっ倒してやる』と言うのは好きじゃない」
井上に対する対戦願望を語ったエスピノサ(C)Getty Images
ボクシング界で文字通り歴史に名を刻んだ井上尚弥。2023年に史上2人目の2階級4団体統一をやってのけ、その声価を確固たるものとした“モンスター”に対する国際的な関心は、名だたるボクサーたちの中でも図抜けたものがある。
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ゆえに彼と対戦を望む猛者たちは後を絶たない。だが、その中には挑発的で、井上陣営に対する敬意に欠けるものも目立つ。ある意味でスターたる所以なのだが、「挑戦しよう」という意識以上に井上の持つ“知名度”を利用しようと意図を感じさせる言動を展開するファイターや関係者たちは少なくない。
そうした業界の流れの中で32歳のメキシカンの放った“打倒・井上尚弥”は、異彩を放つ内容と言える。現地時間10月20日、WBOフェザー王者のラファエル・エスピノサ(メキシコ)は、米老舗誌『The Ring Magazine』のインタビューにおいて「あなたにとっての最大の相手はイノウエじゃないか」と問われ、「イノウエとのビッグマッチこそが僕を世界パウンド・フォー・パウンドランキング(階級差のない最強ランキング)に押し上げる試合だと思う」と断言。そして、井上に勝つことが「夢」を力説した。
すでに井上はフェザーへの階級変更を示唆。来年から5階級制覇に向けた戦いに挑んでいく意向をSNSでも発信している。実現すれば、世界が関心を寄せるメガマッチとなるだけにエスピノサも対戦願望を隠そうとはしないが、巷で“井上にとってのラスボス”とも語られる身長185センチの大型ファイターは、こうも続けている。












