水面下で過熱するトレード情勢 34歳のド軍戦士に迫る放出の可能性 “WS連覇の貢献者”はなぜ「売却候補」と言われるのか?
ドジャースの「血の入れ替え」において放出候補と見られているT・ヘルナンデス(C)Getty Images
黄金期の長期化を睨むドジャースにとって、今オフはシビアなビジネスを強いられるかもしれない。
去る10月15日(現地時間)に行われたブリュワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に4-6で敗れたドジャースは、痛恨の4連敗で敗退。悲願とした球団史上初のワールドシリーズ3連覇の夢はあっけなき幕切れとなった。
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主力の相次ぐスランプや故障にも悩まされた1年だった。現時点で来季にふたたび世界一を目指せるだけの現有戦力が整っているとはいえ、ドジャースのロースターの高齢化は目立つ。左膝の炎症や右上腕二頭筋の違和感など満身創痍の状態を余儀なくされた大谷翔平も32歳となり、「若い」とは言い難い時期を迎えている。
もっとも、ドジャースは球団傘下のプロスペクトたちは充実。今季にメジャーデビューを飾った“怪童”ホスエ・デパウラを筆頭に、マイナーで打率.307、17本塁打、OPS.987を叩き出したマイク・シロタ、同じくマイナーで打率.308、13本塁打、44盗塁、OPS.942をマークしたエドゥアルド・キンテロと打力に秀でた選手たちはいる。
ゆえに彼らをどう活かしながら戦力の底上げを図るかが中長期を見据えた編成課題となる。そうした中で「放出候補」としてクローズアップされているのが、来季が契約最終年となる34歳のテオスカー・ヘルナンデスだ。
3年6600万ドル(約103億5000万円)の契約2年目となった今季のT・ヘルナンデスは、ハムストリングの負傷離脱もあって成績は打率.267、16本塁打、OPS.759と低迷。それでもレギュラーシーズン終盤の104打席でOPS1.015と復調し、市場価値は一定水準を保った。












