ホーム開幕戦!名古屋ダービーはエース好調も1勝1敗の痛み分け
10月17日(土)・18日(日)、シーホース三河は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホーム・ウィングアリーナ刈谷に迎えた。開幕戦から4連勝と絶好調の三河、17日(土)の第5戦は、その勢いを維持したまま、ダバンテ・ガードナー、金丸晃輔が着実に得点を重ねて勝利した。しかし、18日(日)の第6戦、序盤は三河ペースでゲームを進めるが、終盤に追いつかれ逆転、今季初の黒星となった。
コロナ渦で開幕したBリーグ、2020-21シーズン、三河はどんな試合を見せてくれるのか。3Pシュートの成功率も気になるエース・金丸晃輔、圧倒的な得点を期待したいダバンテ・ガードナーなど、注目してみていきたい。
―試合結果―
2020年10月17日(土)
三河 ◯ 87-82 名古屋D ●
(三河通算成績5勝0敗)
1Q 三河 27–22 名古屋D
エース・金丸 オンファイヤー エナジー全開の乱打戦に
スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#11熊谷のアタックから、新加入の#32シェーファーがゴール下をきめて先制。エース・金丸がいきなり3Pシュートを沈めて口火を切ると、#54ガードナー、#14金丸、#1川村と4連続で3Pシュートを沈めて先行する。
名古屋Dも#2齋藤のファストブレイク、#32狩野の3Pシュートなどで譲らず。終盤まで激しい点の取り合いが続くが、#5コリンズワース、#7長野が立て続けにスティールからファストブレイクを繰り出し、27-22で1Qを終える。
2Q 三河 45–41 名古屋D(三河 18–19 名古屋D)
新加入選手が次々ホームデビュー、4点リードで後半へ
スタートは、#5コリンズワース、#7長野、#8高橋、#21ウィティングトン、#32シェーファー。
#32シェーファーのゴール下、#8高橋の3Pシュートでリードを広げる。開始3分、#3柏木が3年ぶりにコートに立つと、アリーナから大きな拍手が沸き上がる。
名古屋#4エアーズの3Pシュートで1点差に迫られるが、#8高橋が積極的なドライブで再びチームに勢いづけると、#54ガードナーが3Pシュートで続く。さらにシュートタッチの良い#14金丸のロング3Pシュート、#21ウィティングトンのファストブレイクで、リードを11点に拡大する。
その後はミスが続いて名古屋Dの追撃を許すも、4点のリードを保って試合を折り返す。
3Q 三河 64–61 名古屋D(三河 19–20 名古屋D)
ガードナー 中外バランス良く13得点の奮闘
スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#32シェーファーのリバウンドをつなぎ、#54ガードナーが3Pシュートで先手をとると、その後も#54ガードナーはペイント内での力強いプレーを披露。バスケットカウントをもぎ取るなど得点を積み上げる。
しかし名古屋Dに3Pシュート攻勢を浴びて、残り3分半に56-57と逆転を許し、シーソーゲームにもつれ込む。終盤、#14金丸の連続得点で3点リードし、最後の10分へ。
4Q 三河 87–82 名古屋D(三河 23–21 名古屋D)
一時は逆転を許すも、要所でWエースが得点。開幕5連勝を達成
スタートは、#3柏木、#5コリンズワース、#7長野、#14金丸、#21ウィティングトン。
名古屋D#4エアーズの連続得点を許して追う展開となるが、崩れることなくすぐに#3柏木の3Pシュートで返上。#54ガードナーを起点に#21ウィティングトンがダンク、#14金丸がコーナー3Pシュートを決めて、4点リードでオフィシャルアウトを迎える。
その後もワンポゼッション差で試合が進むが、残り2分#54ガードナーのインサイドアタックで5点差に。残り1分には#3柏木のパスを受けた#14金丸がワンフェイクでディフェンスをかわしてコーナー3Pシュートを射抜いて7点のリードを作る。名古屋Dの反撃を振り切り、ホーム開幕戦を飾った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
今日はタフなゲームになったんですが、最後の最後で勝ち切ることができました。
名古屋Dさんも素晴らしい選手がたくさん揃っているので、色々と警戒したんですけれども、ちょっとの差で勝てて良かったと思います。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ ヘッドコーチ 梶山信吾 試合後コメント
三河さんの開幕戦ということでパフォーマンスレベルが本当に素晴らしかったと思います。負けはしましたが、次につながる負けだったと思います。明日はこうならないように切り替えて準備していきたいと思います。選手たちは本当に順調です。