「馬鹿げた金額だとはわかっている」大谷翔平のトレード獲得をブルージェイズの地元メディアが強烈プッシュ

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(C)Getty Images

 オフを迎えた現在も、この男は話題を提供し続けている。エンゼルスの大谷翔平は、2023年の球団との契約を年俸3000万ドル(約43億円)で結んでいるものの、これまでにいくつものトレードの噂が持ち上がってきた。

 移籍先としてメッツ、カブスなどの球団名が挙がってきている中、現地10月25日(日本時間26日)には、トロントを拠点とする野球メディア『Jays Journal』が、ブルージェイズの大谷獲得の可能性について論じる記事を配信した。

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 地元球団の情報を専門に扱う同メディアは「オオタニは勝つことへの強い願望を持っていると伝えられており、エンゼルスが来年、正しい方向に向けて大きな一歩を踏み出さなければ、彼はエンゼルスからの見返りを得ることなく去る可能性がある」と指摘。さらに、エンゼルスがレギュラーシーズン閉幕前に大谷と来季の契約を結んだことについては「トレードを行なうには都合が良い」として、獲得への前向きなコメントを記している。

 また、多くのブルージェイズファンがSNS上で大谷獲得に批判的な声があると説明しながら「あらゆる手段を講じて実現する方法を探さなければ、愚か者になってしまう」として、トレードに乗り出すべきと主張。

 加えて、ガブリエル・モレノ、アレハンドロ・カークなどの若手選手を交換要員として挙げながら「ブルージェイズがオオタニを買う余裕はないと言う人には、同意できない。チャレンジであることは確かだが、オオタニという歴史的な才能を持つ選手については、彼を加入させるために計画を変更することも必要だ」とトレードを強く推している。

 他にも同メディアは「10年契約で4億5千万から5億ドル程度のものが必要だとしても、ショックを受けないだろう。それがばかげた金額であることはわかっているが、オオタニが例外となってもおかしくは無い」と、ここでも強気の姿勢を覗かせており、その上で「ブルージェイズファンはオオタニを追いかけるのを空想と見なすべきではないということだ。フリーエージェンシーまであと1年しかないスター選手と大規模な契約を結ぶ価値があるかどうかは絶対に議論できる」と見解を述べた。

 ブルージェイズファンの地元メディアによる二刀流スター獲得への思いは、相当なまでに強いようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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