WBCセカンド問題「山田じゃ厳しい」と球界OBから指摘されるワケ

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(C)Getty Images

 WBC(World Baseball Classic)が来年3月に開催され、各国の代表選手たちが続々と選出されている。日本代表も大谷翔平が出場の意思を公表するなど、国内外から侍ジャパンのメンバー選考にも注目が集まっている。

 そんな侍ジャパンのメンバー予想について、中日OBでかつてエースとして活躍した野球評論家の川上憲伸氏が自身のYouTubeチャンネル「川上憲伸カットボールチャンネル」で宮本慎也氏と語りあった。

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 今大会はメジャーリーグから大谷翔平が参加を表明し、国内プロ野球界からも日本人本塁打記録を更新した村上宗隆や、完全試合を達成した佐々木朗希などレベルの高いチームが結成されるという期待感が高まっている。その一方で、ここ数年、広島・菊池と共にセカンドを任されてきたヤクルト山田哲人では厳しいという声が球界OBから上がっている。

 川上氏と宮本氏は今大会のショートとセカンドは誰になるのかという質問に対し、両氏そろって「ショートは源田」と意見が一致したものの、セカンドに関しては絶対的な候補が見つかっていないと明かした。そんなセカンド問題について宮本氏は、「山田かなと思ったら、日本シリーズを見たら山田じゃねえなとなるし……。セカンドはちょっと打ってくれないと困る。打線的にね。今までは(坂本)勇人がショートにいたので守りが良くて打てた。だから菊池がそんなに打てなかったとしても困らなかった」と見解。

 今季の山田は規定打席到達後の14年以降で打率が・243と自己ワーストを記録。さらに140三振でリーグワーストになってしまった。さらに日本シリーズでは第3戦で決勝3ランを放つ場面はあったが、打率・083、3打点と調子の悪さが目立ったことを不安視した。

 さらに捕手は、オリックスに移籍が決まった森友哉の起用が厳しいと両者は感じており、日本代表経験の豊富なソフトバンク・甲斐拓哉には打率に物足りなさを感じているようだ。その場合、ヤクルト・中村悠平が有力視されるものの、打撃力は決して高くない。だからこそ、全体的な戦力バランスから考えても、セカンドには打撃力がほしいと持論を展開。そうなってくるとセカンドの候補に上がってくるのはDeNAだ。

「牧は打撃はいいけど、守備範囲を含めると……。だから牧を6~7回まで使ってその後に守備のいいやつを使うとか」と、守備面での不安を指摘した宮本氏は続けて、「とりあえず最初は攻撃的な選手を守備関係なく使って、勝ち越した瞬間に守りをガっと固めるとか。それも手かなと思うよね」と、オフェンスの選手とディフェンスの選手が分かれているアメリカンフットボールにちなんで、『アメフトスタイル』としてリードを守り切る案も提案した。

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