【巨人】どこまで守られるか「新たな聖域」 注目集める選手起用とは
好守備で幾度もチームを助けてきた門脇(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は2日の日本ハム戦(東京ドーム)に2-8と敗れた。
先発した横川凱は5回9安打5失点と試合を作れず3敗目。打線も5回に梶谷隆幸のソロなどで反撃するも得点は2点どまり。
【関連記事】侍ジャパン次期監督にいつ浮上してもおかしくない意外な監督とは、かつて世界一に導き実績は十分
11安打を放ちながら、つながりの悪さが目立った。原監督がポイントとしたのは2-5と3点を追う6回の攻防だった。中山礼都、吉川尚輝の連打で無死二、三塁の形を作りながらも、続く門脇誠が一ゴロ、代打で出た坂本勇人が捕飛、丸佳浩が左飛と三者凡退で好機を生かせず無得点に終わった。試合後の原監督は「見ての通りだね。やっぱり6回だと思いますよ」とコメント。
好機にあと一本が出なかったことを悔やんだが、注目は「8番・三塁」でスタメン出場を続けているスーパールーキー、門脇にもある。
球際の強さ、強肩とルーキー離れした堅実な守備で一躍、定位置をつかんだ。「お金が取れる守備」「ホームランに匹敵する」など辛口な評論家陣の間からも称賛を浴びる即戦力ルーキーも、最近は打率1割台(・170)と低迷する打撃が気がかりな材料となっている。
1 2