広島の坂倉将吾が6月打率.364!チームを支える「打てる捕手」たちの存在感
好調の坂倉。打てる捕手はチームにとって大きなアドバンテージだ(C)KentaHARADDA/CoCoKARAnext
広島の坂倉将吾が絶好調だ。現在は8試合連続でヒットを放っており、6月でノーヒットだった試合はわずか3試合。6月の月間打率.364と調子を上げている。
【関連記事】「豊作」と言われた18年ドラフト 5年後の答え合わせ 意外な出世頭とは
坂倉は昨シーズンまではサードを守る機会が多かったが、今シーズンはキャッチャー一本で臨んだ。開幕直後こそ責任重大なポジションを任されることに苦労したのか、4月の月間打率は.238と低迷。キャッチャーのみで起用することに違和感を示す野球解説者やファンも少なくなかった。しかし、5月の月間打率は.296を記録して、その対応力の高さを見せ、現在は打率.292と坂倉らしい数字まで上げてきた。扇の要に留まらず、攻守の要としてチームを牽引している。
坂倉同様、打てる捕手と言えばオリックスの森友哉もその一人。12本塁打、38打点はともにチームトップ。山本由伸や山﨑福也が先発の際は若月健矢がマスクを被り、指名打者として出場することが多い。それでも打撃面だけではなく、キャッチャーとしても存在感を放っており、首位の原動力になっている。
1 2