「マウンドに立った三冠王はいない」大谷翔平の”偉業”実現にMLB公式が見解!「やることすべてが歴史にページを刻む」
異次元の活躍を披露する大谷。投手を務めながら三冠王を獲得すれば、もちろんMLB初の偉業達成だ(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は、プレーオフ進出を目指すエンゼルスにおいて投・打で先頭に立ち、連日のようにハイパフォーマンスを披露している。
日々奮闘を続ける大谷の個人成績が今季のもう一つの大きな関心事となっている。大谷は現地時間8月7日(日本時間8日)のジャイアンツ戦を終えた時点で本塁打数が40本とア・リーグトップを独走。さらに打率が.308で3位、打点82も2位にランク。打撃部門でいずれも上位につけていることで三冠王も見えてきており、現地メディアでもその可能性について、特集記事として大きく扱っている。
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ジャイアンツ戦終了後、メジャー公式サイト『MLB.com』では、大谷の三冠王を占う特集記事を配信。現在の大谷の成績や、過去に達成した選手、各種記録などを紹介した。
同メディアはその中で、現在ア・リーグ打率トップであるブルージェイズのボ・ビシェットが故障者リスト入りしており、シーズン終了時での規定打席到達や首位打者タイトル獲得が困難であると指摘。また、2012年のミゲル・カブレラなど、過去10人(打点が公式記録となった1920年以降)の三冠王達成者の名前も列挙。さらに、アーロン・ジャッジやウラディミール・ゲレーロJrといった、僅かの差で達成を逃した選手の名前も紹介されている。
加えて、もし実現となった場合、「三冠王を獲得した最初のエンゼルスの選手」であることや、最近での達成者がア・リーグのプレーヤーが続いているとして「ALが三冠王を獲得してきた回数を7に伸ばすことになる。NLの選手が最後に獲得したのは、86年前の1937年にカージナルスのジョー・メドウィック」といった過去のデータも伝えている。