セ・パ下剋上Vの要因は、2015年ドラフトにあり!?オリックスとヤクルトの15年ドラフトを振り返る!

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次に、ヤクルトの2015年ドラフトを振り返ってみる。

1位 原樹理(東洋大)
2位 廣岡大志(智辯学園高)
3位 高橋奎二(龍谷大平安高)
4位 日隈ジュリアス(高知中央高)
5位 山崎晃大朗(日大)
6位 渡邉大樹(専大松戸高)

6人のみの指名と、少なく感じるもののまさにその後の歩みは「少数精鋭」を地でいく活躍を見せた。

1位の原は、1年目から登板を果たすも、その後は故障などに泣かされ、中継ぎにコンバートされた時期もあった。21年シーズンは一軍初登板は7月と出遅れたものの、9試合に投げ、3勝1敗防御率2・30の安定した成績を残した。特に日本シリーズの大一番では第3戦で先発を任され、打球を右手に受け途中降板するアクシデントがあったものの、第5戦に再び先発。6回途中2失点と試合を作り、チームの日本一に貢献した。

2位の廣岡は、18年に開幕スタメンに抜擢されるもシーズンを通しての活躍はできず、45試合出場という結果にとどまった。21年に田口麗斗とのトレードで巨人に移籍し、移籍先で活躍を見せている。

そして3位の高橋は18年に1軍デビューを果たしたものの、コンディションも整わず苦しい日々が続いた。しかし21年シーズンには高津監督の登板間隔を空ける「ゆとりローテーション」により、活躍の場が生まれた。14試合に登板し4勝。特に勝負の後半戦にしっかり結果を残し、CSファイナルステージでは6回無失点の好投、日本シリーズでは完封勝利を飾るなど、日本一の立役者となった。

5位の山崎は、打率こそ高くなかったが自慢の俊足を活かした広い守備範囲で、守備固めや代走などスーパーサブとして活躍。昨シーズンは自己最多の114試合に出場しチームに貢献した。

ここ数年成績の振るわなかった両チーム。プロの世界ではすぐに結果が出る選手もいれば、時間がかかる選手もいる。結果が実を結ぶまでの時間には違いはあれど、ついにその手で優勝を掴んだ選手たちには、これから先もチームを引っ張って行く姿を期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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