スポーツ選手の「早生まれは不利」?!過去の五輪メダリスト、トップアスリートのデータから見る大事なこととは

タグ: 2020/4/11

幼少期の心のサポートが大事

 金メダルを量産してきた体操、柔道、競泳などは個人競技。地域クラブ、スクールや道場ではじめるケースが多く、学年に関係なく成長できる環境がある。たとえ遅咲きでも、諦めずに続けることで花開く例は多い。団体スポーツでは同学年との競争のなかで心が折られ、早生まれの子がドロップアウトする例が後を絶たない。悲しいのは、運動自体を嫌いになってやらなくなってしまうことだ。

 88年ソウル五輪の競泳100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木大地スポーツ庁長官は、将来ある子どもたちに向けて複数競技への挑戦をすすめる。

 「ある競技でダメだとしても、他競技ではチャンスがある。スポーツでは、どんどん浮気をしていい。自分に合ったスポーツを見つけたら、人生がバラ色になる」というメッセージを発信した鈴木長官も3月10日の早生まれ。幼少からひ弱だった体を鍛えるために始めたのが水泳だ。体操男子個人2大会連続金メダルの内村航平も1月20日の早生まれ。「体育は苦手」で病弱だったが、唯一好きだった体操だけは続けて、世界のトップに立った。

 大事なことは、とくに幼少期の心のサポート。学年の中で順位がつけられて自信をなくしたり、劣等感を持ってしまう可能性があるため、親や指導者は他の子と比較するのではなく、その子の成長度合いに目を向けることを心がけたい。学校の部活動ではなく、同級生と比較しないクラブ、スクールを選ぶのも1つ方法だ。

 早生まれであることにコンプレックスを抱く親もいるが、過去に成功したプロ選手、トップアスリートは多数。「早生まれが不利」ということは決してない。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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