【日本ハム】し烈な開幕ローテ争いがついに決着!”最強ローテ”で新庄監督、勝負の年に挑む

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3年目のシーズンを迎える新庄監督がいかにチームを率いるか、注目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

し烈な開幕ローテーション争いが、ようやく決着を迎えた。

日本ハム新庄剛志監督は残り1枠とされていた開幕ローテーションを3年目の北山亘基に託すことを明らかにした。

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 今季の日本ハムは、既に開幕投手に内定している伊藤大海、新庄監督がホーム開幕戦での登板を明らかにした山﨑福也に加え、FA権を行使せず残留した加藤貴之の3名が開幕ローテ入りが早々に確定。

 開幕直後は5連戦が続くこともあり、実質残り2枠をかけて、春季キャンプからし烈な争いが繰り広げられていた。

 その中心となっていたのが、昨シーズン中盤以降徐々に安定したピッチングをみせローテ入りを果たした上原健太、登板数こそ少ないもののルーキーながら抜群の安定感をみせた金村尚真、昨年11月のアジアチャンピオンシップと3月の欧州戦で共に侍ジャパン入りを果たした根本悠楓、昨年先発転向し6勝をマークした北山亘基、同じく昨年中継ぎスタートながらシーズン序盤に先発転向し6勝をマークした鈴木健矢。そして、3年ぶりに古巣復帰となったドリュー・バーヘイゲンだった。

 当初、このバーヘイゲンも開幕ローテ入りすると見られていたが、オープン戦では不安定な投球が続き、失点の場面が目立った。特に3月10日の楽天戦では4四死球で3回7安打5失点と制球に苦しんだ。

 激戦となった中で、まず初めに争いから抜け出し、「4枠目」のローテを掴み取ったのが、上原だ。キャンプ中に行われた紅白戦、そしてオープン戦と好投を続け結果を残してきた左腕に、新庄監督は開幕3戦目での先発を明言。上原はプロ9年目にして初の開幕ローテ入りとなった。

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