「何を言っても世界はすぐに変わらない」――独代表幹部がW杯での“政治的発言”に警鐘 4年前の日本戦前に起きた「崩壊」に懸念
前回大会の経験をふまえ、「箝口令は一切出していない。もし誰かが議論をしたいなら、事前(大会前)にやるのは構わない」と語った重鎮は、こう続けている。
「だが、これまで起きていないことを、今さら始めるべきではないと思っている。それに我々はサッカー選手であり、人々に感動を与え、日々の悩みから少しでも気を紛らわせることを目標とすべきだ。だから、どんなに不愉快な状況になろうと、魅力的なサッカーをプレーし、ファンを感動させるよう努力すべきだ」
さらにフェラー氏は、世界情勢に言及することの不毛さを論じている。
「何かを言ったところで世界がすぐに変わることはない。私だって世界中にもう少し平和が訪れることを願っている。だけど、世の中には、誰もが好まないようなことがたくさんある。それを開幕戦までに解決することは不可能だ。結局、すべてはサッカーにかかっている。そういった政治的なことは切り離して考えるべきだ」
選手にとっての第一目標は「勝利」と公表したドイツ。批判を覚悟で現実的な決断を下したサッカー大国は、開幕までにチームケミストリーを高められるか。まずは、キュラソー、コートジボワール、エクアドルと対峙するグループステージ突破を目指していく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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