巨人でも「恐怖の8番打者」が誕生するか V奪回を目指す2024打線展望

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 また下位打線では、8番打者に注目したい。日本一を果たした阪神では、「恐怖の8番」として知られた木浪聖也の存在が他球団を苦しめた。下位に勝負強い打者を置くことで上位打線にもスムーズにつながり、粘りのある打線を構築できたことがリーグ優勝、日本一への大きな要因になったとされる。

 その意味では吉川尚輝に期待したい。鉄壁の守備で知られ、本来は上位打線の人材として毎年、期待を集めているが、なかなか力を発揮しきれていない。ここはプレッシャーを減らす意味でも8番に置き、下位から打線に流れを持ってくる役割を任せるのも一考か。

 もちろん、打線の中軸を務めるのは今季も主砲の岡本和真である。2023シーズンは41本塁打を放ち、自身3度目の本塁打王のタイトルを獲得。岡本和と勝負せざるをえないような強力なクリーンアップ形成も大事となる。3番が想定される坂本勇人とともに、5番に誰を置くかも注目となりそうだ。

 23年はチーム打率(・252)、チーム本塁打(164本塁打)ともにリーグトップを誇りながら、2年連続となる4位に沈んだ。「あと1点」を奪えない個々の勝負弱さからの脱却も大きなテーマとなる。現役時代は常勝軍団の4番を務めるなど、「打てる捕手」としてその名を知られた阿部監督がどんなエキスを選手たちに注入していくのか。チーム浮上の手腕に注目が高まる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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