大谷翔平は「誰かを信じた犠牲者」米作家が指摘した球界に汚点を残した大打者との相違点「向き合っている疑惑が違う」

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 そのうえで同紙は作家のキース・オブライエン氏を直撃。ローズ氏の伝記書籍を執筆した同氏は「我々は事実を知るために早とちりをしている。89年にピートが直面した疑惑は、ショウヘイが向き合っている疑惑とは違う」という見解を示した。

「ブックメーカーを相手に賭けをしていたのは、ピートの側近の男たちだった。だが、私たちがこれから明らかにしようとしているのは、ショウヘイと違法賭博に何らかの関係があるかどうかだ。私たちは、国民、ファン、そして野球界自体が、最も有名な選手に対する長期にわたる調査にどれほどの関心を持っているかを知ることになるだろう。ピートの調査はシーズン全体を要し、1989年のシーズンを台無しにした」

 球界に影を落とした違法賭博の根深さを論じたオブライエン氏のシビアな見解を伝えた『Fort Worth Star Telegram』は「ピートが愚か、あるいは傲慢、もしくはその両方だという証拠が山積みになるまで、人々は彼を信じていた」とも強調。一方で「我々は全員がショウヘイを信じたい。デジタル時代では何もかもが明るみになる。ショウヘイは自身の脇の甘さにつけ込んだ誰かを信じた犠牲者なのかもしれない」と、偉才の無実を願った。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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