楽天に仰天人事 石井一久GMが編成トップも兼ねる「全権監督」に

タグ: , 2020/11/12

 編成のトップが監督に就任する異例の事態だが、実はつい最近にも同例の監督就任があった。ヤクルトは2017年10月5日、小川淳司シニアディレクターが来季の監督に就任することを発表した。

 2014年までは監督として指揮を執っており、真中満監督を挟んでの再登板。チームは45勝96敗2分けで、5位中日に16ゲーム差も離された断トツの最下位に沈んでいた。当時の状況から鑑みて、わずか1年での再建は困難。2年という契約期間になり、衣笠球団社長は「現在の戦力で優勝は非常に難しい。まず戦力を整えないといけない」と漏らしていた。

 第2次小川ヤクルトは期待以上の快進撃をみせ、2018年シーズンは75勝66敗2分けの2位に躍進。ただし、2019年シーズンは再び低迷し、小川監督はこの年限りで退任し、GMとして再び編成トップに戻った。

 チームが置かれた状況からして、石井新監督に2年という猶予はない。2021年シーズン、リーグ優勝か、それに匹敵する結果が求められるのは間違いない。そして結果を残せなかった際には、小川GMのように編成トップに戻ることはかなわず、そのまま球団を去ることになる可能性が高いであろう。

 編成トップのGMと、現場トップの監督の住み分けや責任がはっきり分かれているメジャーリーグでは考えられないが、現在巨人の指揮を執る原辰徳監督も全権監督の一人。星野仙一氏ら、日本球界では編成権も持つ全権監督が多く存在し、また結果も残してきた。指導者経験は持たないまま、スーツをユニホームに着替える石井新監督。決して後には引けない勝負の1年になる。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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