西武に移籍した甲斐野央に高木豊氏は「守護神候補にはまってくる」と期待 人的補償制度への思いも明かす

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 まず動画の冒頭では前回の動画で和田の移籍が決定的なような内容で伝えたことに関して「先走ってしまって、すいませんでした!」と潔く謝罪した高木氏。

 その後、急転直下で甲斐野の移籍が発表されたことを受け、背景には様々な事情があったことを推測しながら、甲斐野が西武移籍したことで期待される役割に関しては中継ぎ強化につながるとした上で、ベテラン守護神の増田達至が「疲れを感じる」とコメント。「抑えを誰にしようかと悩んでいるときに甲斐野は球に力もあるし、はまってくるかなという感じはするよね」と守護神候補として機能すれば大きいとした。

 西武は先発陣が充実する中で、後ろを投げる投手陣が補強課題とされていたため「非常にいい内容になった」と見る。

 昨年もソフトバンクからは近藤健介のFA移籍に伴い、人的補償で日本ハムに移籍した田中正義が新天地で守護神として新たな才能を見出だされた。高木氏も田中の例を挙げながら、甲斐野が任される役割に関しては「8回でも9回でもいい」と勝利の方程式の一員となることを期待した。

 また最近はFA移籍に伴う人的補償制度に関して疑問の声も出るようになった。この点に関しては高木氏も移籍が決まった甲斐野が前向きなコメントを発していたことに救われたとしながら「ルール的には人的補償などいらないんじゃないかな?」と自身の考えをのべる場面もあった。続けるにしても現行の28人というプロテクト人数の幅を拡げる、プロ入り後、一定年数以上の選手を獲らないようにするなど、より選手の心情に寄り添う形の改革が必要ではないかとした。

 最後は甲斐野の西武での活躍を願っていた高木氏。

 甲斐野の移籍で決着したが、FAの人的補償をめぐっては今後も様々な議論を呼びそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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