楽天オコエ 懲罰降格！「ロマン枠」も時間切れか
昨年始めて一軍出場がなく、精彩を欠いたオコエに対し昨オフ、石井監督は「まだ考えが甘い。がんばってほしいというよりそろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなる」と親身なコメントを残し、続けて「自己評価が少し高い感じがする」と苦言を呈することも忘れなかった。
せっかくの才能を認めるからこその言葉だったが、今回のミスが出てしまった。チームは、オリックス、ロッテを追い、苦しいゲーム差ながら目指す優勝に向け、懸命に戦っている最中に出た「凡ミス」とあって、指揮官としても見逃せなかったのだろう。野球界では未完の大器として期待される、スケールの大きな選手に対して「ロマン枠」という言葉も使われるが、残念ながらこのままでいくと、時間切れとなる可能性も出てきた。いよいよ正念場だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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