ド軍のメリットは? 打率1割台と悩める元有望株の大型トレード獲得説が残るワケ「エドマンの起用法にさらなる柔軟性が出る」
では、なぜドジャースはロバートJr.獲得を画策したのか。メジャーリーグのありとあらゆる移籍情報を発信している『MLB Trade Rumors』は、昨オフにテオスカー・ヘルナンデスと再契約を交わした時点で交渉は「一度、とん挫した」と指摘。ただ、再交渉の思惑は残り続けており、「ロバートJr.を獲得することはドジャースにとってある程度の意義がある」と強調した。
「ロバートJr.が中堅手として固定できれば、ロハスに頼る必要が減り、エドマンを二塁手に据えることができる。彼の強力な内野守備選手がいれば、遊撃手へのコンバートに取り組むベッツの成長を促せる。エドマンの起用方法にさらなる柔軟性がもたらされること、そしてロバートJr.が高い評価を得ていることを考えると、球団が彼に一定の関心を抱くのも無理はない」
とはいえ、言うは易く行うは難し。ロバートJr.を獲得して、かつての輝きを取り戻すかは不透明ではある。
果たして、ドジャースはさらなる陣容強化を推し進めるのか。今夏のデッドラインまでに大型トレードを実現させるか否かは大いに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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