沖縄キャンプはできるのか・・・オミクロン株直撃でいきなりの暗雲
ＮＰＢサイドとしては、キャンプの受け入れ先である宮崎・沖縄両県の地方自治体からの要望は、最大限のむことを基本方針としてきた。自治体から無観客の要請が届けば、その方針に従う姿勢は変わっていない。重症化しにくいとされるオミクロン株だが、感染力は従来株を上回っており、感染者数だけを見れば昨年の同時期以上の緊急事態とも言える。
ＮＰＢはＪリーグと合同設置した新型コロナウイルス対策連絡会議を１１日に開き、感染症の専門家を交えて対応を協議する。同日の午後には１２球団代表者会議を予定しており、キャンプの実施方法について議論される。翌週の１８日には月に１回の実行委員会が控えており、遅くともそこまでには新たな方針を固めるとみられる。
昨年の球春到来を告げる２月１日は、１２球団が静寂の中でスタートを切った。今年も同様の船出を余儀なくされるのか。自治体と各球団の判断が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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