「30歳でJR職員の予定」が30歳で沢村賞投手になった元SB攝津正、「引退後は野球以外の競技を極めたい」

タグ: , , 2019/6/6

仙台駅で楽天選手の壮行式を見送っていた社会人時代

田中:プロ入り前のドラフトでは毎年プロ指名される候補だったのに、何年も振られ続けてきました。

攝津:ドラフトは見もしなかったですね。「今日だったっけ?」くらいの感じでした。だから失望感とかは全然なかったですね。冷静に見ていましたし、期待していなかったです。

田中:26歳での入団とオールドルーキーですが、今の姿を想像できましたか?

攝津:全く想像できなかったですね。その頃は社会人でずっとやっていて、30歳で社業に専念しようと考えていました。人生設計という意味ではその方がいいのかなと。そんな風に思っていたのに、プロになることができて、そこから10年続けられたというのは、自分の中で満足というか、とても納得しています。

田中:30歳でJRの職員になるつもりでいたのに、30歳で沢村賞投手になるってすごい巡り合わせですね。

攝津:本当ですね。30歳で野球部を引退しようと思っていたら、30歳の年に沢村賞を取ることができて。人生っておもしろいなって思います。

社会人として働いていた頃、楽天がキャンプに行く時に仙台駅で出発式みたいのがあったんですよ。春先で社会人野球はシーズンがまだ始まらないので、駅の整備などの手伝いに行くんですよ。その時、楽天の選手から「すみません、財布をなくしたんですけど…」って声掛けられて(笑)。隣の駅とかまで財布を探しに行ったりしていました。あの時の選手が誰だったのか、今では思い出せないですけどね(笑)





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

田中 大貴 (たなか・だいき)

1980年4月28日、兵庫県小野市生まれの38歳。小野高では2年から4番で打線の主軸を担った。巨人・高橋由伸監督にあこがれてか慶應義塾大学 へ。4年春に3本塁打でタイトルを獲得。フジテレビ入社後は主に報道・情報番組とスポーツを担当。「とくダネ!」「すぽると!」ではバンクーバー五輪、第2回WBC、北京五輪野球アジア予選、リオ五輪キャスターなど様々なスポーツイベントを現地からリポートした。

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