来年に延期された東京五輪の開催時期はどうなる?酷暑を避けて「桜五輪」の可能性も?!

タグ: , 2020/3/25

夏開催の可能性が高いが・・・

 最も早い時期に開催されたのは1896年の第1回アテネ五輪。4月6日~15日まで行われた。まさしく今回英メディアが指摘した桜五輪とほぼ同時期にあたるのだろう。

 4月開催はその第1回大会の他に3度ある。1906年のアテネ五輪も4月22日から5月2日まで。それに続く1908年のロンドン五輪は4月27日に開幕。閉会式は10月31日と、今では考えにくいほどの長丁場だった。1920年のアントワープ五輪も、4月20日に開幕し、9月12日まで行われた。1912年のストックホルム五輪は5月5日、1924年のパリ五輪は5月4日に開幕し、どちらも7月27日に閉幕した。

 いわゆる真夏の開催が定着したのは1928年のアムステルダム五輪から。この年は7月28日開幕、8月12日閉幕と、2020年東京五輪とほぼ同じ日程だった。

 その後、1956年のメルボルン五輪までは、真夏の五輪が続いた。この大会は南半球での開催だったため、11月22日から12月8日まで行われた。

 大きく開催時期がずれた契機こそ1964年の東京五輪だった。開催国の日本は「スポーツの秋」を強く主張。東京の気候データを元に、この時期の開催がふさわしいと訴え、実現した。

 なおそれに続く1968年メキシコ五輪も気候を考慮され、10月12日~27日の開催。1988年ソウル五輪は9月17日~10月2日。2000年シドニー五輪は9月15日~10月1日だった。

 本来であれば2021年東京五輪も秋開催こそふさわしいのだが、前述したNBCなどの巨額のテレビマネーの関係上、夏開催が避けられない。桜五輪となれば日本が誇る桜を世界に披露する最高の機会にもなったのだが。正式な延期日時の発表まで、さまざまな声が上がりそうだが、酷暑五輪の呪縛からは簡単には逃れられなさそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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