「異例」のトレードの狙いとは 阪神が巨人から山本泰寛を獲得

タグ: , , , , 2020/12/1

 2例目が元祖・甲子園のアイドルである太田幸司。力の衰えた晩年、近鉄から巨人へ金銭トレードで移籍。1軍登板のないまま翌年1984年に阪神へ、鈴木弘規との交換トレードで放出された。巨人、阪神どちらでも1軍登板はなく引退した。

 3例目が1991年、巨人・石井雅博と阪神・鶴見信彦の交換トレードが成立した。これ以降、両球団間の交換トレードは途絶えている。ちなみに両選手とも移籍1年で引退。ともに失敗と呼べる補強で、後世語られることはあまり多くない。

 そして4例目が前述のカツノリであり、今回の山本が5例目である。いかに異例のことか、お分かりいただけるであろう。

 もっとも阪神の内野陣を見渡せば、ライバルばかり。三塁は大山悠輔がガッチリ。二遊間は木浪聖也、糸原健斗、小幡竜平、北條史也、植田海、熊谷敬宥と粒揃いではある。ライバル球団間のトレード、そして夫人の本拠への移籍という点だけでなく、実力でアピールしなければ、新天地での第一歩もおぼつかなくなってしまう。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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