覚醒した村上宗隆を売るべきか…Wソックスを悩ませる“裏事情” 球団関係者が吐露する偽らざる本音「前例のない状況なんだ」

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グラウンド上で成果を出し続ける村上(C)Getty Images

 和製スラッガーの価値が、天井知らずで高まっている。今季からホワイトソックスでプレーする村上宗隆のそれだ。

 群雄割拠の米球界で価値が急騰する理由は明白。高い適応力を見せて、目に見える結果を残し続けているからだ。現地時間5月2日の試合終了時点で33試合に出場し、定位置を確保した村上は、打率こそ.231ながら、リーグトップタイの13本塁打をマーク。さらに長打率.564、OPS.936とパワー系ツールでも本領を発揮している。相変わらず空振り率の高さという課題は抱えているものの、リーグ屈指の強打者として認められつつある。

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 そんな村上は、毎年のように活発化するトレード市場の人気銘柄となっている。ホワイトソックスとの契約期間はわずか2年。満了後には自動的にFAとなるため、「球団が交換交渉に応じるのではないか」と見込まれている。

 買い手となる側にとっては獲得によって生じる“リスク”は小さい。というのも、ホワイトソックスとの契約規模は村上クラスの強打者として破格の総額3400万ドル(約53億円)。もちろん交渉材料としてトッププロスペクトの放出が必要となるが、年俸負担も大きくはないため、市場に出回るとなれば、引く手あまたの存在となる。

 実際、噂はあらゆる形で飛び交っている。そうした可能性を加味して米大手スポーツ専門局『ESPN』は、「ホワイトソックスが結んだ2年契約はまさに妙手だった。ムラカミは今後15か月のうちに、ここ数年で最もトレード価値のある野手となるポテンシャルを持っている」と強調。球界全体で熱視線が注がれている現状を伝えた。

 もっとも、ホワイトソックスからしても絶対的主力となった大砲を「はい、どうぞ」と安易に差し出すわけにはいかない事情がある。米メディア『The Athletic』によれば、ホワイトソックスではユニフォームをはじめとする村上の関連グッズの収益が増大しているというのだ。

 球団のマーケティング責任者であるブルックス・ボイヤー氏は「前例のない状況にある」と目を丸くし、日本からやってきた26歳の価値を語っている。

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