女性アスリート、登山家が「体の調子が抜群に良くなる」と絶賛する「最高の肉」とは

タグ: , , , 2018/10/5

 私のアスリート生活で朝一番にやるべきことはその日の体のチェックでした。痛み、違和感の具合、そしてスムーズに動くかなど。そんなある日、エネルギーに満ち溢れている日がありました。そして、また数日後も同様、普段とは全く違った感覚を覚えました。どこにその要因があるのか?一日の生活を振り返ってみたところ、それは決まってジビエを食べた日の翌日でした。自然の中で生きる動物は余分な脂も少なく、高タンパク・低カロリーでアスリートには最高の食材といえます。

 「ジビエを食べると体の調子が抜群に良い」という話で大変盛り上がったのが東大卒の登山家・山田淳さんでした。彼は東大在学中の02年5月17日、エベレストの登頂に立ち、当時の世界最年少(23歳9日)で世界七大陸最高峰登頂を成し遂げました。体を極限に追い込み記録に挑戦しているもの同士で、その研ぎ澄まされた感覚は質の良い食べ物に体が反応することを強く実感しました。

 現在はアスリートを引退したので現役当時と比べると運動量は激減しましたが、若さを保つためにタンパク質を意識的に摂るようにしています。特に狩猟シーズンは新鮮なジビエが食べられるので一番の楽しみです。苦手意識をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、お魚と同じできちんと処理されているジビエは臭みもなく、とても食べやすいです。ちなみに食べ慣れていない方への一番のおすすめは鹿肉です。さっぱりとした赤身肉でとにかくヘルシーです。私のお気に入りは小鴨(サルセル)で、とっても濃厚な味わいです。季節の変わり目でお身体が疲れやすい時期かと思います。野生の恵みへ心からの感謝をもって元気を頂いてみてはいかがでしょうか。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

※コラムの問い合わせはアスリート・マーケティング株式会社まで

新井 由可(あらい・ゆか)

1977年3月21日、東京都生まれの41歳。
9歳で器械体操を始める。13歳の時に朝日生命体操クラブへ。すぐに全日本選手権大会で個人総合7位入賞を果たし、高2年時にインターハイで個人総合2位に。同年にドルトムント世界選手権に出場し、段違い平行棒の降り技で新技D難度の「ARAI」が誕生。技に自分の名前を持つのは日本女子体操史上3人目の快挙だった。18歳で異種目のクレー射撃へ転向。日本代表で活躍し、02年の釜山アジア大会では団体で銅メダルを獲得。現在は異色の経験を活かし、トップアスリートの人生を応援する「トップアスリート・コンシェルジュ」、パーソナルトレーナーやスポーツコメンテーターなど幅広く活動している。

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