観る、知る、楽しむ――世界最高峰スポーツの感動と裏側を日常に届ける総合メディア

データをどう活かすべきか? 「量より質」だけでは極められない守備の真髄 ハマの職人が語る“効率のいい練習”「自分で考えないと野球脳は上がらない」【DeNA】

タグ: , , , 2026/8/14

チーム内にプレーの本質を問い、重要な局面での粘り強さを植え付けている藤田コーチ(C)萩原孝弘

勝つことでしか生めない「団結」

 今季も100試合以上を消化し、順位争いが熾烈になってくる8月。8勝2敗と好調のDeNAは、接戦となった試合を堅実にものにする粘り強さも目立っている。実際、今月に入ってからの8勝のうち5試合が1点差での勝利だ。

【動画】「量」の賜物 名手の京田陽太が平然と魅せるファインプレーを見る

 では、なぜここにきて、DeNAは土壇場での粘り強さが生まれているのか。その神髄と裏にある哲学を、藤田一也守備走塁コーチの言葉から探った。

 連敗が続くと、どうしてもチーム内には重苦しい空気が漂う。苦しい戦いを強いられていたシーズン序盤戦は、どうしても「ワンチーム」にはなりきれていなかった。

「連敗し出すと、チームが一番じゃなくなるんですよ。でも勝った時って誰が悪いってならないんです。だから、団結するんです。そして勝ち続けることによって、もっともっと団結していくんですよ。負けてる時にチーム一つに団結しようってなるんですけど、負けてる時はそうはならないんです。だから、勝つことが大事なんです」

 形だけの掛け声や「声を出そう」という表面上の空気作りだけでは、本当の強さは生まれない。「勝つことによって、気持ちよくいいことも悪いことも反省できる」と頷く藤田コーチは、勝利を重ねる価値を説く。

「勝った時こそ反省することが大事。いい時こそ調子に乗らずに。その中でも何かできたかなって思わないと、選手の成長はないです。選手も良くなってきているんです。でも、あれで『こう良くなったね』で終わったらダメなんですよ。

 良くなってきたからこそ、もっと反省して、そのもっと上に行かないと成長がストップしちゃう。だから僕らはいつまでたっても厳しく、厳しく言っています。そうしないとどこかに隙が生まれる。もともと隙がある選手には、こちらも隙を見せないようにしないと、ミスしたときに大きくなっちゃう」

 勝って兜の緒を締めよ。ノリと勢いだけでは頂にはたどり着けないことは、例年の戦いぶりからも明白。だからこそ、藤田コーチはワンランク上の野球を求める。そうした意識改革も粘り強さが生む要因の一つと言えよう。

関連記事

「野球」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム