「苦しかったですけど…」燕23歳が見せた“意地”――「自分の中でショックが大きかった」開幕直後の活躍から一転する出来事
伊藤は3月27日、DeNAとの敵地開幕戦で1号逆転2ラン、4月2日の広島戦(神宮)ではサヨナラ2点適時打を放ち、開幕5連勝に貢献した。開幕直後は印象的な活躍を見せていたが、4月7日の阪神戦(甲子園)の4回に二ゴロを痛恨のトンネル。適時失策を犯し、そこから歯車が狂った。
その守りのミスがきっかけで「切り替えができなかったというか、引きずってしまった」という伊藤は、「自分は守備からというのがあった。自分の中でショックが大きかった」と吐露。打率も2割台後半から1割台に低迷し、メンタル面の不調が打撃にも少なからず悪影響を及ぼしていたことを明かした。
ヤクルトのベンチやクラブハウスは「めちゃくちゃ雰囲気いい」と話す23歳。それでも、グラウンドに入れば、レギュラーを掴むためのし烈な戦いが繰り広げられる。下を向いている時間はない。
「1試合1試合が勝負。ライバルも多いですし、自分のことをしっかりやって結果を残せたらと思う」と伊藤。逆襲への思いをバットに乗せる。
[文:別府勉]
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