「完全に組織として機能してない」吉井理人新監督の下で再生目指す楽天の課題とは? 近鉄OB佐野慈紀氏の考察「大胆な血の入れ替えをやってもいい」
吉井新監督もチーム再建には時間がかかると理解を求めている(C)産経新聞社
野球評論家の佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で考察する「シゲキ的球論」。今回は監督交代が注目を集めている楽天の戦いぶりをクローズアップする。
吉井理人監督が楽天の指揮を執るようになって3戦目、待望の白星を手にした。
【動画】延長12回、黒川のサヨナラタイムリーシーン、吉井楽天の初勝利となった
6月22日に行われた西武戦(東京ドーム)に延長戦の末、8-7と勝利。延長12回二死二塁で黒川史陽が左越えのサヨナラ打をマーク。チーム一丸となって首位西武に食らいついていった。
吉井体制での初勝利となったが、首位西武には18ゲーム差をつけられている。
まず楽天の新監督に吉井氏が就任したことに佐野氏は「火中の栗を拾う男気ですよ」とコメント。チーム状況については「厳しいことを言うようですけど、完全に組織としてやっぱり機能してないですよね」と目を向ける。
具体的には「チームを引っ張ることができる選手が少ない。前監督には申し訳ないけど、そのチームとしての戦術が全くない。もうほぼ行き当たりばったりの(野球)しかしてないって言われても仕方ないと思うんですよ」と、これまでのチーム作りの不透明さに苦言を呈した。
そんな中での吉井監督の決断。「チームを劇的に変えてくれるみたいな期待はあると思いますけど、冷静に考えてそんなことは無理」と佐野氏は長期的なチーム作りの必要性を説く。
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