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「あそこで完璧に打てるのだから恐ろしい」日本シリーズ2勝のSB“陰のキーマン”を近鉄OB佐野慈紀氏が考察「一発で仕留めるのが山川の怖さだ」

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 第2戦は8回にDeNA4番の筒香嘉智が劇的な逆転3ランを放ち、2-3で9回を迎える中、一死無走者から代打で打席に入ったのが山川だった。

 相手守護神レイノルズの初球カットボールを豪快に空振り、そして2球目も同じカットボールで甘くきたところを完璧に捉えた。

 打球はぐんぐんと伸び、左翼方向への場外ソロと圧巻のパワーを示した。お決まりのどすこいポーズを披露し、チームの一体感を高めた。 

 佐野氏は常勝軍団が誇る勝ち方の真髄をこう語る。「大げさに言えば、まさに『王者の戦い』。年間を通してやってきたことが今に繋がっており、ホークス王国になっている」と語った。

 主砲の栗原陵矢や近藤健介がふるわない中でも、伏兵が日替わりで躍動する強靭な層の厚さ。王者の貫禄を漂わせるホークスが、このまま本拠地で一気に頂点まで駆け抜けるか。期待は高まる。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

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