不足してるかも!?筋トレや運動している方が摂りたいビタミンD・亜鉛・マグネシウム

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運動をスムーズに「マグネシウム」

マグネシウムは骨や歯、筋肉、脳、神経に存在するミネラルです。筋肉の収縮や体温、血圧の調整にも関わり、体内の代謝を助ける働きもあります。マグネシウムは通常の食生活では不足の心配は少ないのですが、激しい運動下では汗や尿から排泄され、血中マグネシウム濃度が低下することがあります。

マグネシウムの不足は筋肉のけいれんを引き起こすことがあり、運動やトレーニングのパフォーマンスを落としかねません。またマグネシウムには骨の健康を守る働きもあるため、不足しないよう積極的に取り入れましょう。

【マグネシウムを含む食べ物】
玄米、蕎麦、オートミール、豆腐、納豆、あさり、アーモンド、カシューナッツなど





1年を通してパフォーマンスを発揮「亜鉛」

亜鉛はタンパク質合成に関わり、筋肉にも含まれる栄養素です。創傷や炎症の治癒に必要とされ、亜鉛が欠乏すると、皮膚炎や味覚障害、免疫機能障害、成長遅延などさまざまな影響が知られています。

亜鉛もマグネシウムと同様、汗により排出されるため、激しい運動を行う場合は不足する恐れがあります。1年を通してパフォーマンスを発揮できるよう、不足しないよう意識して取り入れましょう。

【亜鉛を含む食べ物】
オートミール、玄米、納豆、牡蠣、レバー、牛もも肉、卵黄、チーズなど

運動やトレーニングの成果を十分に出すためにも、バランスの良い食事は欠かせません。不足しやすい栄養素を意識して取り入れ、効率良く運動やトレーニングに取り組みましょう。

【参考・参照】
(※1)Alberto Caballero-García, Alfredo Córdova-Martínez, Néstor Vicente-Salar,Enrique Roche, and Daniel Pérez-Valdecantos,“Vitamin D, Its Role in Recovery after Muscular Damage Following Exercise”,Nutrients. 2021 Jul; 13(7): 2336.
(※2)厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査結果の概要<https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf>(最終閲覧日:2022/6/1)
(※3)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
NSCAジャパン NSCA’s Performance Training Journal「筋傷害からの回復に有効な栄養素」<https://www.nsca-japan.or.jp/scj/18_5_59-60.pdf>(最終閲覧日:2022/6/1)

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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2022年6月30日]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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