お酒との相性が良い!?「えのき」に含まれる栄養とは

タグ: , , 2024/4/2

えのきに含まれる栄養

・ビタミンB1
水溶性ビタミンの一種で、グルコース代謝と分枝アミノ酸代謝に関与しており、糖質をエネルギーに変える働きをしています。不足すると、エネルギーの代謝がうまく回らなくなるので、疲労感・倦怠感を覚えやすくなります。

・ビタミンB2
水溶性ビタミンの一種で、エネルギー代謝や物質代謝に関与しており、糖質や脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える働きをしています。不足すると、成長抑制や口内炎、口角炎、舌炎などが起きると言われています。

・ビタミンD
脂溶性ビタミンの一種で、腸管や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進し、骨の形成と成長を促す働きがあります。そのため、長期にわたって不足すると、骨粗鬆症性骨折のリスクが高まる可能性があります。

・GABA(γ-アミノ酪酸)
わたしたちの脳には交感神経と副交感神経があり、交感神経が活発化していると興奮状態に、副交感神経が活発化しているとリラックス状態になります。GABAは副交感神経を活発化させる神経伝達物質のひとつです。高めの血圧を正常の値に戻す作用だけでなく、リラックスや精神安定の効果もあるとされています。

・ナイアシン
水溶性ビタミンの一種で、糖質・タンパク質・脂質から、細胞でエネルギーを産生する際に働く酵素を補助する働きをします。全身の500種もの酵素の補酵素としても働いていて、エネルギー産生に関与しているビタミンです。不足すると、皮膚炎や下痢、精神神経症状が出ると言われています。





・食物繊維
えのきには不溶性食物繊維が多く含まれているので、便のかさ増しにより腸の働きを促し、便秘対策につながります。さらに、キノコキトサン(キトグルカン)と呼ばれる食物繊維の一種も含まれています。

また、脂質・糖・ナトリウムなどと吸着して身体の外に排出する働きがあることから、これらを摂り過ぎることによって引き起こされる肥満や脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善の効果も期待できます。

加熱して食べること

ヘルシーな食材ですが、生の場合は中毒症状を引き起こすことがあるので、加熱して食べることを心掛けましょう。万能な食材ではありますが、加熱が必須なので、新鮮だからといって生で食べるようなことは避けましょう。どれだけ加熱すればいいか不安になるかもしれませんが、えのきは火が通りやすい上に、中毒症状を引き起こす成分は、少し加熱をすれば害はなくなるので安心して下さい。

お酒との相性が良い

コレステロールや油分の吸収を抑える役割があることから、お酒のおつまみの中に加えるのもおすすめです。また、えのきに含まれるナイアシンがアルコールを分解する働きも持っており、二日酔いや悪酔いを予防する効果も期待できます。歯ごたえもありおつまみとして優秀な上に、アルコール分解に必要な栄養分もあるので、お酒との相性が良いともいえます。

水洗いは必要?

きのこ類全般にいえることですが、水洗いの必要はありません。基本的にきのこを洗う必要は無く、汚れが気になる部分は切り落としてしまえば問題ありません。中には水洗が必要な種類(きくらげ、なめこなど)も存在していますが、えのきやしいたけを調理する時は洗う必要はありません。どうしても汚れが気になる場合は洗っても問題ありませんので、安心する食べ方を選んで調理しましょう。

味良し、食感良し、栄養良しの三拍子が揃った万能な食材なので、明日からの生活に是非役立ててみてください!

[文:meilong スタッフ]

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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