１か月で４kg減も！？元ボクシング王者が現役時代から実践する「白米ダイエット」とは
木村氏も言うように、「糖質制限」は確かに痩せる。筆者も一度試してみたが、２週間で４キロ程度は痩せた。その効果を実感しているだけに、積極的に糖質を摂る「白米ダイエット」には、いささか疑問も抱いていたが、木村氏は「ダイエットで天敵なのは、糖質ではないんです」と力を込める。
「特に気にして欲しいのは塩分と脂肪です。塩分をたくさん摂るとむくみにつながってしまう。また、おかずをたくさん食べると胃腸が疲労するので、消化機能が落ちて、消化できなかったものが脂肪に変わってしまいます。白米ダイエットでは、おかずの食べ過ぎと塩分の摂りすぎに、すごく気をつけてもらっていますね」
具体的には、お米とおかずの割合を６対４にするそうだ。例えば、40代女性の１日に必要なカロリーを2000とした場合、1200カロリーを白米から摂るといった具合だ。白米の量で計算すると「だいたい１日で、お茶碗の大盛り４杯」くらいを食べても、痩せるカラダを作れるという。初めて「白米ダイエット」に挑戦した方でも、「２週間ぐらい続けると甘いものを食べたくなくなったり、お酒を飲みたくなる気持ちも減ってくる」といい、木村氏のサポートの利用者からは、「甘いものやお酒がいらなくなった」との声が届くそうだ。
「ダイエットに苦労している皆さんは、白米を食べない代わりに、糖質としてお酒や甘いものが欲しくなってしまう。そうすると、ビタミンやミネラルなどが不足してしまうので、身体に負担がかかるんです。ちゃんとお米を食べる生活をしていると、ビタミンもミネラルもきちんと吸収されるので、体調のコントロールもしやすくなるんです」
白米ダイエットの利点は、「コンビニや外食でもできる」気軽さにもあると木村氏は言う。
「コンビニだったらおにぎり中心にしたり、外食でも定食屋さんなどで、お米をしっかり食べておかずを減らすようにすれば全然できます。だから、続けやすいんです。うちのサポートを受けている方からはよく、『ダイエットしている感じがしない』『あまりキツくない』と言われます。人によってはすごく脳が冴えてきたりとか疲れなくなったりとか。体重が減るだけではなく、生活にいい影響が出ますよ」
さらに、水を１日に２リットル程度飲むのも大事なポイントだ。「体内に溜まった塩分や老廃物、毒素を洗い流せます。また、汗をかきやすくなり、お通じも良くなります。食欲を抑える作用もあります。水はダイエットの強い味方です」。２リットルと聞くと多く感じるが、普段のお茶やコーヒー等を水に置き換えつつ、朝起きたらコップ１杯の水を飲むことを習慣づければ、クリアするのはそう難しくないだろう。
今日からでも気軽に取り組めそうな「白米ダイエット」の“効果”や“やり方”については、木村氏の著書『ザ・ラストダイエット』（集英社）やこちらのページで詳しく解説している。LINE登録で特典もあるのでチェックしてみてはいかがだろうか。
https://diet.restart-sports.com/lp/
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
1 2
