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「馬鹿扱いしてるのか?」ついに元英代表戦士も異論! ノルウェー戦の同点弾で生じた“疑惑映像”が波紋 名将はFIFAに嘆き「認めるのが恥ずかしいのだろう」【W杯】

タグ: , 2026/7/15

ハーフタイムに主審の下へと歩み寄り、ジャッジに対する見解を聞きに走ったソルバッケン監督(C)Getty Images

「じゃあ何が信用できるのか?」ノルウェー紙はFIFAに疑問

 では、世界各国の媒体が「証拠」として報じた映像は何だというのか。FIFAへの疑義が深まる中で、元イングランド代表戦士からも異論が噴出した。

 かつてマンチェスター・シティでもプレーしたネダム・オヌオハ氏は、自身が解説を務める米スポーツ専門局『ESPN』の番組内で「『証拠はない』と言われているけど、じゃあ、あの動画は一体何だ。『あの動画は実際には存在しません』とでも言うのか?」と辛辣に批判。「ワイヤーに当たったかどうかを確認する唯一の方法がおかしい」とFIFAの提示する“証拠”に疑問を呈した。

「後方にヘディングを競り合おうとしていた選手たちがいたのは誰が見ても明らかだ。だから、ボールは確実に何かに当たったか、あるいは人生で経験したことがないぐらいの突風が瞬間的に吹いたかのどちらかだ。

 少なくとも『何の影響もなかった』と言い切ることは非常に難しいよ。FIFAは『見たものを信じてはいけない』と言っているけど、その代わりとなる証拠は見せようとしない。そんな立場の取り方は正気の沙汰ではないよ。今、僕らは馬鹿扱いされているのか? あの映像を見て、僕らが愚か者だって言うのか?」

 ついにイングランド国内でも誤審があったとされた。こうした一連の報道を受け、より苦々しい想いに駆られているのは、ノルウェーの人々だ。日刊紙『VG』は一夜明け会見に出席したシュトーレ・ソルバッケン監督の恨み節を伝えた。

「VARが介入するかしないかは彼ら(FIFA)の特権だ。サッカーには何の利益ももたらさない。ただ、議論の余地なんかない。あの間違いを認めることはFIFAにとって恥ずかしかったのだろう。我々にはどうしようもない」

 母国を躍進させた名将の言葉を受けて『VG』は「彼はFIFAに間違いがあったことを認めさせようとしているが、FIFAは認めるべきことは何もないと主張している。そうなると、もはや信頼性の戦いになる。確固たる証拠は提示できるのか? じゃあ何が信用できるのか? 誰を信用できるのか? あの日、ノルウェーを破滅させたのは、サッカー界における歴史の重みだったように思える」と複雑な想いを記している。

 ワールドカップの準々決勝という大舞台で起きた“アクシデント”。その遺恨は、当事者たちの間で残ったままだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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