【現地発】オランダに突かれた「守備の隙」と重くのしかかる「久保建英の負傷」…勝利必須のチュニジア戦に向けた森保ジャパンの改善点とは【W杯】
チュニジア戦で3バックの陣容は変わるのか(C)Getty Images
中5日で迎える20日の次戦・チュニジア戦(モンテレイ)も組み合わせの変更はありえるだろう。その状況下でもしっかりと守り切れるように、守備陣が中心となってリスタートを含めて細部を徹底検証し、修正を図っていくことが肝要だ。
攻撃面に関しても、やはり懸念材料はある。今回は幸いにも2ゴールが生まれたが、久保が負傷交代。軽傷という話もあるが、次戦以降、どうなるか分からない状態なのだ。
日本はすでに南野拓実と三笘薫がケガで離脱。オランダ戦は前田大然を左シャドーに据えて守備強化を図るという”秘策”を指揮官は講じたが、チュニジア相手に同じ戦い方はできないだろう。
目下、久保と前田以外のシャドー要員は、今回ジョーカーで出た伊東、塩貝健人に加え、鈴木唯人、後藤啓介、追加招集の町野修斗という顔ぶれ。このうち伊東と塩貝は切り札として残しておきたいと考えると、チュニジア戦は鈴木唯と後藤、あるいは町野といった不慣れなコンビがスタートから並ぶ可能性もないとは言えないのだ。
もちろん右ウイングバック(WB)の堂安をインサイドに回し、菅原由勢を起用するプランの方が現実的ではあるが、阿吽の呼吸があるメンバー構成では戦えない。それを踏まえて、日本はどう攻撃を組み立て、ゴールを奪っていくのか。その術を見出すべく、出来る限りの準備を進めていくべきだ。
オランダ戦を見る限りだと、中村と伊東、小川が好調で、上田綺世も彼らしいパフォーマンスを発揮していたのは朗報だが、それ以外のアタッカー陣は一層の奮起は必要だ。オランダから勝点1を得たとはいえ、チュニジアとスウェーデンに連勝しなければ、日本のF組1位通過は厳しくなる。そのくらいタフな組に入っていることを今一度、再認識し、攻守両面でギアをもう一段階上げていくこと。それが今、日本代表に求められるポイントと言っていい。
[取材·文:元川悦子]
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