【現地発】湧き上がった「ハポン」の大合唱 “温存”したいスウェーデン戦は奇策もあるか 1位突破を懸けた最終戦で問われる森保采配の真価【W杯】
前線の核となる上田は休ませたいところだが…(C)Getty Images
今後の決勝トーナメントの会場、対戦カードなどを有利に運びたいと思うなら、1位で突破する方がベターだが、スウェーデンからチュニジア戦のように大量点を取るのはややハードルが高そうだ。
しかも、先を見据えてメンバーを入れ替えなければいけない。チュニジア戦でMVP級の働きを見せた上田、伊東は温存したいし、堂安律や中村、鎌田らもプレータイムが長くなっている。試合間隔も4日と、初戦から第2戦までの5日より短い。主力の疲労を回復させながら、スウェーデンにスキを見せず、勝ち切るというのは非常に高いハードル。今こそ森保一監督のチームマネージメント力が問われるところだ。
オランダに惨敗したスウェーデンを見ると、アレクサンダー・イサクやヴィクトル・ギェケレシュら豪華攻撃陣の迫力は怖いが、守備の方はスキが多い。特にスピードには難があるため、次は前田大然を最前線に起用するのも一案ではないか。
爆発的な走力と速さを誇る韋駄天がゴール前をかく乱すれば、日本は必ず点を取れる。その前田を生かせる2列目やボランチ、サイドを配置することで、大量得点の可能性が広がってくる。チュニジア戦でいい味を出していた田中、板倉、冨安の連続起用も視野に入れつつ、指揮官には最大パワーを出せる陣容を整えてほしい。
彼らは21日夕方にベースキャンプ地・ナッシュビルに戻るが、この日はホテルで回復に努める予定で、本格的な再始動は22日からになる。22~24日の3日間をいかにして有効活用し、グループ最終戦、そしてラウンド32への強固な体制を築いていくのか。この3日間は先々を踏まえても本当に大切な準備期間になりそうだ。
[取材·文:元川悦子]
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