【現地発】新キャプテン・板倉滉が選手ミーティング実施を公言 オランダ戦に向け、日本代表はもう一段階ギアを上げられるか【W杯】
選手ミーティングでチームが浮上したケースはいくつかあるが、最たる例が2010年南アフリカW杯だろう。ボールを保持して主導権を握るスタイルから超守備的戦術へシフトした転機となったのが、事前キャンプ地・サースフェーで、田中マルクス闘莉王が「俺たちは弱い」と言い出した選手ミーティングだ。
その発言から1人1人が意見を言い合い、当時の最年長・川口能活(磐田コーチ)が岡田武史監督(FC今治取締役会長)に打診。阿部勇樹(浦和U-18監督)をアンカーに据えた4-3-3にして16強入りしたというのは、よく知られたエピソードではある。
2022年カタールW杯でも、崖っぷちに立たされたスペイン戦前、川島永嗣(磐田)が「このチームは今、ここで終わるような集団じゃない」と涙ながらに語りかけ、全員の心を揺さぶり、ミラクル逆転勝利が生まれたが、今回もそういった熱い言葉が飛び交うのか。遠藤離脱という非常事態からチームを浮上させるべく、新キャプテン・板倉が思いのたけをぶつけるところからがスタートだろう。吉田、長友、南野拓実(モナコ)の発言も選手たちを大いに勇気づけることになりそうだ。
[取材·文:元川悦子]
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