防戦一方だったW杯決勝のアルゼンチン代表は“酷評”に値するのか スペイン代表DFが漏らした本音「荒いプレー? 彼らを否定をする理由にはならない」
「決勝でのパフォーマンスは最悪だ。もし彼らが少しでも食らいついていたら、その点は評価すべきだ。確かに数的不利になりながら1点で抑えたところはよくやったとは思うが、彼らのプレーはクソみたいなものだった。見た目がひどく、匂いも最悪なら、それはもう正直言ってクソだ。決勝で我々が目にしたのは貧弱なパフォーマンスだよ」
それでも、だ。アルゼンチンは後半アディショナルタイムに逆転弾を叩き込んだ準決勝のイングランド戦など幾多の死地を潜り抜け、2大会連続で決勝にまで勝ち上がってきた。それは紛れもない事実である。
ゆえに世界王者の目に見えない凄みは対峙した者にしか分からないのかもしれない。不動のレギュラーとしてスペインを支えた名DFのペドロ・ポロは、母国紙『Mundo Deportivo』で「彼らは間違いなく決勝を戦うに値するチームだった」と率直な意見を口にしている。
「僕らの誰もがアルゼンチンは競争力があるチームだと考えている。荒いプレーがあった? それは単に彼らのプレースタイルに過ぎないと思うし、否定をする理由にはならない。結局、彼らはこのワールドカップを通じて素晴らしい代表チームであることを証明してきてる。実際、とても素晴らしい決勝戦だったでしょ? 幸運なことに僕らが勝ったけど、ワールドカップ全体で成し遂げた彼らの素晴らしい仕事に対しても、僕は祝福の言葉を贈りたい」
世間で物議を醸した試合後に起きた乱闘騒動は言語道断だが、苦しみながらも勝ち筋を模索したアルゼンチンの決勝での戦いは、ネビル氏が言うほど「クソ」ではなかった。それをポロの言葉は証明していると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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