「軽率だ!」FIFAが懲戒処分へ アルゼンチン代表選手の政治的横断幕が波紋 W杯での問題行動に大統領も苦言「宣戦布告と取られる可能性がある」
アルゼンチン代表の面々がW杯のイングランド戦後に掲げた横断幕は世界で波紋を呼んだ(C)Getty Images
国際問題へと発展しかねない騒動だった。
去る7月16日(現地時間)に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の準決勝後、イングランド代表を2-1で破ったアルゼンチン代表の選手たちは、「Las Malvinas son Argentinas(マルビナスはアルゼンチンのもの)」と書かれた横断幕を掲げた。
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試合後に「特別な瞬間だった。僕らにとって歴史の一部であり、あそこで命を落としたすべての人々を偲び、敬意を表しただけだ」(リサンドロ・マルティネス談)と語った選手たちは、勝利の余韻に浸った。しかし、1982年に軍事紛争にまで発展したフォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)の領有をめぐる英国との問題に対するメッセージであることは明らかだった。
ゆえに世界的なバッシングを受け、ついには政治的なスローガンの提示を禁ずる国際サッカー連盟(FIFA)が懲戒処分の対象とするまでに至った。現地時間7月29日に「懲戒委員会が適切な時期に決定を下す」としながらも「スポーツイベントを非スポーツベイント的なデモに利用した」と断じた。
世界的、とくに英国内で猛反発を招いたアルゼンチン代表イレブンの振る舞いは、母国内でも疑問視されている。現地時間8月1日、大手テレビ局『Telefe』のインタビューに応じたハビエル・ミレイ大統領は、「水と油を混ぜてはいけないように、あのような行為を、スポーツの場に持ち込むべきではない」と苦言。試合前に「これはサッカーの試合だ。それ以上でも、それ以下でもない」と語ったリオネル・スカローニ監督の考え方に同調した上で、こう続けた。













