亀田和毅を舐めていた! 体重超過騒動でフィゲロア陣営の犯した過ち 元世界王者が警鐘を鳴らしていた世界戦中止の内幕「75%の状態でも勝てると考えた」
試合前会見には姿を見せていたフィゲロア。その頬はゲッソリとやせ細っていた(C)Getty Images
フィゲロアが失った「黄金のチケット」
ただ、陣営は外部の声に耳を貸さなかったという。内情を伝えた『BOXINGNEWS 24』は「陣営に弁明の余地はほとんどない。これは、試合週にありがちな倦怠感の域をはるかに超えていた。無理に体重制限に間に合わせようとした結果、明らかにフィゲロアの身体は限界に達していたことがわかる」と強調。その上で、「フィゲロアが完全に限界を迎えた以上、試合中止だけが唯一受け入れられる判断だった」と断じ、こう続けている。
「金銭的な事情も大きな要因だった。この世界戦を逃せば、陣営はファイトマネーを失うだけでなく、フィゲロアが次の興行に出場できる保証も失う。そうした不確実性がプレッシャーを高めたことは理解できる。とはいえ、選手を危険にさらすことを正当化するものではない。
フィゲロアは、カメダ戦中止の過程でキャリア最大の報酬を得るチャンスをも逃してしまった。仮にベルトを保持していれば、2027年にフェザー級転向を予定しているナオヤ・イノウエの対戦候補者として堂々と名乗りを上げられたはずである。しかし、今や彼はイノウエ陣営の興味を惹く理由すらも失った。あのベルトはフィゲロアにとってまさに黄金の切符だったのだ」
たった一戦の失態であまりに多くのものを失ったフィゲロア。ここから彼にチャンスが与えられるのかは、いまだ不透明なままだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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