7失点KOでも評価は不変 ロッテ時代の“真っすぐ”を取り戻した佐々木朗希に元MLB投手も太鼓判「以前とは比べものにならない」
かつてのような力強い真っすぐを取り戻した佐々木(C)Getty Images
佐々木朗希(ドジャース)に対する周辺の空気は、明らかに変わった。
現地時間6月12日に行われた敵地でのホワイトソックス戦に先発した佐々木は、見事に打ち崩された。5回に乱れた右腕は、メジャー自己ワーストとなる7失点で4回1/3で降板。計91球を投げ、被安打7、与四球3、4奪三振という内容だった。
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初回にアンドルー・ベニンテンディに痛烈なソロ本塁打を打たれた佐々木だったが、2回からふたたび崩れる5回まで投球内容は「快投」と表現できるほど順調なものだった。実際、試合後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』のインタビューに応えたデーブ・ロバーツ監督は「立ち上がりから最近のロウキほど球のキレはなかった」としつつも、「毎回完璧な投球ができるわけじゃない。彼は今も良い状態にいると思う。今日が望んだ結果ではなかっただけ」と前を向いた。
指揮官の言うように、投球全体が全く通用しなかったというわけではない。この日に計測した4シームの平均球速は98.8マイル(159.0キロ)で、NPBとの環境の違いから単純比較はできないが、ロッテでの最終年となった2023年シーズンに計測した159.1キロと同水準にまで達していた。
もう以前までとは違う――。もがきながらようやく殻を脱しつつある佐々木の変化は、MLBの名投手も感じ取っている。
現役時代にヤンキースやレッドソックスなど計5球団を渡り歩き、通算195ホールドをマークしたアダム・オッタビーノ氏は、MLB公式ネット局『MLB Network』の番組内で「ササキは今まさに完璧な何かを掴んでいる。これこそ、彼が海を渡ってきた時に、我々が想像して、期待をした姿だ」と指摘。打者を支配するパワーピッチを展開する24歳の日本人に「以前とは比べものにならない」と賛辞を送った。












