現役MLB戦士15人が大谷翔平のMVPに“異論” 一体なぜ二刀流スターは選ばれないのか「オオタニを外してもドジャースは影響を受けない」
投手としても前半戦で防御率1点台の成績を残している大谷(C)Getty Images
激闘が続いてきたメジャーリーグのレギュラーシーズンが、活況を呈する中、ナショナル・リーグのMVP争いが話題沸騰となっている。目下、トップの座を争っていると目されているのは、大谷翔平(ドジャース)と「PCA」ことピート・クロウ=アームストロング(カブス)だ。
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共に残している数字は堂々たるもの。今年6月に左膝を負傷した大谷は、現地時間7月3日のパドレス戦以来、「投手」としての出場を見送り続けているが、前半戦だけで防御率1.79、WHIP0.95、奪三振率9.98をマーク。継続し続けている打者としても、6年連続となる30本塁打をマーク。さらにリーグトップの長打率(.554)とOPS(.942)を叩き出し、およそ「投手」とは思えない打力を発揮している。
一方のクロウ=アームストロングも今年は覚醒の時を過ごしている。前半戦こそ好不調の波の激しさが目立ったが、後半戦は数字が安定。現地時間8月18日には2年連続の「30-30(年間30本塁打&30盗塁)」を達成し、打率.279ながら、31本塁打、79打点、30盗塁、出塁率.378、長打率.550、OPS.928をマーク。加えて球界屈指の守備力を誇る中堅手として確かな貢献を果たしている。
単純に“数字”だけで見た「価値」は、走攻守で違いを生み出しているクロウ=アームストロングが上回っている。打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」では、大谷に1.4差をつけるリーグ断トツトップの8.4。同指標が昨今のMVP投票において重視されている傾向を考えれば、根強く推される理由も明確だ。
当然ながらMLBの現役戦士たちの中にも、新進気鋭のクロウ=アームストロングを推挙する者は少なくない。米スポーツ専門局『ESPN』がドジャースとカブスを除く複数球団の選手20人を対象としたMVPの模擬投票において、クロウ=アームストロングには15票も投じられた。ちなみに大谷にはわずか4票しか入らなかった。













