リレー侍、見事にリベンジ。修正したポイントとは?

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 この日は4人全員が、リレーの前に行われた100メートルを走った。17年世界選手権王者のガトリンが10秒00で優勝したが、桐生が10秒01で惜しくも2位。200メートルが専門の小池が10秒04で自己最高を大幅に更新して4位に入った。2人が来年の東京五輪派遣標準記録(10秒05)を突破したのは、走力アップを狙うチームにとってうれしい誤算だった。

 100メートルで力を出し、わずか1時間後のリレーという過密スケジュールの中でたたき出した日本歴代4位となる38秒00の好タイム。条件は違えど、先の世界リレー大会で優勝したブラジルの38秒05を上回る今季世界最高をたたき出した。東京五輪につながる今秋の世界選手権出場に向け、今大会はタイムが欲しかっただけに安全なバトンパスを重視。内容的にはまだ余力十分で、今後は試合を重ねて記録短縮に専念できる点も、精神的に大きい。

 次戦予定は7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会。ここにきて100メートル代表争いにも加わる勢いの小池は「タイムはもっと期待できるし、もっといける手応えが高まった。世界陸上では、もう1度みんなで1番を狙いたい」と言った。五輪本番への期待感、伸びしろを感じさせたリレー侍の「リベンジ」だった。

【男子400メートルリレー結果】
①日本38秒00
(多田、山県、小池、桐生)
②米国38秒73
③台湾39秒12
⑥大東文化大39秒80
(齊藤光来、平野翔大、太田匡哉、安田圭吾)
⑦日本U20 40秒03
(中村彰太、瀬尾英明、小久保大地、山路康太郎)

【男子100メートル結果】
①ガトリン(米国)10秒00
②桐生祥秀(日本)10秒01
③ゾフリ(インドネシア)10秒03
④小池祐貴(日本)10秒04
⑤山県亮太(日本)10秒11
⑥多田修平(日本)10秒12
⑨ケンブリッジ飛鳥(日本)10秒30

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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