「最大の過ちだった」同僚フェルスタッペンを真似て挫折 角田裕毅が打ち明けたレッドブル時代の苦労「人生を楽しめてなかった」
常勝軍団で失った「自信」
「正直に言えば、僕には大きなエゴがあると思う。自分がドライビングで何をしているかは分かっているし、何より自分の腕を信じている。だから、相手がどれだけ競争力があって速くても、そこに合わせて自分のドライビングスタイルを変えようとしたことは一度もなかった。だから、ドライビングの根幹だけは変わらない。だけど、マックスを見て、自分のスタイルを変えて、あの走り方を試してみようかと考えたことはあった。
僕の見方では、データだけを見ても、ドライビングの面で大きな違いは感じられなかった。だからこそ、今となっては最大の過ちだったと思うのは、彼(フェルスタッペン)のセットアップや走り方をそのまま真似ようとしてしまったことだ」
ポイントを量産し続けたエースの走りが必要以上に眩かった。それほど角田はレッドブルで自信を失っていた。
「普段は自分が運転している車の特性などを理解できるんだ。でも、レッドブルでは、自分がどんな車を運転しているのか分からなかった。一体何が問題だったのか、なぜ慣れるのに苦労していたのか。それは今も理解できてない。
マックスは、あのマシンの挙動を、たぶん僕よりずっと早く察知できる。そして、その挙動をコーナー全体で最大限使うことができていた。でも、そういう瞬間に陥ると、自分が走りたいように無理に持っていこうとする傾向があった。もちろん自信はあると思っていた。だけど、いくつかのレースを走って失っていった」
順風満帆だった角田。その中で訪れた常勝軍団での挫折は、彼のキャリアにとって大きな分岐点となったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「楽しくなかった」開始直後に消滅したマドリード決戦 追突アクシデントに角田裕毅はもはや落胆「サインツとの接触で僕のレースは終わったようなもの」
【関連記事】同僚フェルスタッペンからの批判も「気にならないね」 F1生き残りに燃える角田裕毅が告白した“野望”「来季は今の立場にいるつもりもない」
【関連記事】「ユウキを見てくれよ」フェルスタッペンは角田裕毅になぜケチ? F1緊急参戦から続く好走に飛んだ“悪意なき批判”が波紋「嫌悪感を隠そうとしなかった」













