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日本卓球に“王国超え”のチャンス到来 かつてないほど肉薄する日中間の実力差 中国が本気で挑むアジア大会は歴史の転換点に【アジア大会】

タグ: , , 2026/9/20

日本勢は中国超えを果たせるだろうか(C)Getty Images

 9月20日から名古屋で行われるアジア競技大会の卓球。ズバリ、見どころは日本の中国越えがなるかどうかである。優勝ではない。中国越えである。卓球界では中国の存在があまりにも大きいため、中国に勝つことはときに優勝より重い。

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 日本は1950年代から60年代にかけて、この大会で男子団体で2回、女子団体で3回優勝しているが、実は中国に勝っていない。中国は当時すでに男女ともに世界選手権で日本を凌駕していたが、政治的な理由でアジア競技大会には出場していなかったからである。

 中国が参加するようになった1974年以降のこの大会では、日本が団体戦で中国に勝ったことはない。個人戦もほぼ同様で、1994年に女子シングルスで小山ちれが優勝したが、小山は中国からの帰化選手だった。日本育ちの選手に限ると、1974年と1982年に男子ダブルスでそれぞれ長谷川信彦/河野満、阿部博幸/小野誠治が優勝したのが唯二の記録である。よって、ほとんどの種目において、今回日本が中国を破って優勝すると、アジア競技大会としては日本卓球史上初の中国越えの快挙となる。

 昨今の国際大会の様子を見ていると、日本はかつてないほど中国に肉薄してきており、中国がギリギリ土俵際で踏みとどまっている状態に見える。実際、2024年アジア選手権では男子シングルスで張本智和が決勝で林詩棟(中国)を破り、女子団体では日本がやはり決勝で中国を破っていずれも50年ぶりの優勝を遂げている。

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