トランプとバイデンを掛け持ち　不発に終わった韓国・康京和外相「フライング訪米」

「負けを認めないトランプ大統領は『敗北宣言』をしていないものの、残り任期は２カ月。レームダック政権の要人との会談は実益に乏しい。康京和外相の訪米の最大の目的はバイデン陣営とのパイプ作りと、文在寅大統領の看板政策である南北融和路線の売り込みだったのはアリアリですが、バイデン陣営は政権移行期間中の外国政府関係者との接触を制限していてかなわなかったようです。バイデン氏は北朝鮮に対して厳しい姿勢で臨むと見られているため、文在寅大統領の焦りを反映した動きなのでしょうが、このタイミングに外交トップが乗り込み、あっちこっちに顔を出すようではいかにも軽率に映る。」（米韓外交筋）

　安倍前首相がトランプ大統領の就任前にトランプ・タワーを訪問し、会談したのは４年前の１１月１７日。前代未聞の展開となっている今回とは異なり、ライバルだった民主党のヒラリー元国務長官が慣例通りに「敗北宣言」し、トランプ氏の勝利が確実になっていた時期だった。この会談を機に「ドナルド＆シンゾー」の関係が深まったのは周知の通り。まさか文在寅大統領はフライングで二番煎じを狙ったのか。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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