加速する文在寅離れ、また就任後最低支持率を更新

さすがのリアルメーターも…

一方、世論調査会社のリアルメーターが７日に発表した文在寅大統領の支持率は４４・４％。前週に比べ２・９ポイント下落し、同社調査で就任後最低を更新した。不支持率は２・１ポイント上昇の５２・３％で、就任後最高を記録。リアルメーターは「曺国法相と検察改革を巡る与野党陣営の対立激化、保守陣営の集会、厳しい経済関連報道などが重なった結果」と分析した。

曺国法相の娘の不正入学や家族ぐるみの不透明な投資疑惑などが世論の反発を招く中、検察当局による曺国法相の家族に対する捜査については賛否が分かれていたが、検察捜査について「適切だ」との回答は６・６ポイント増の４９・３％に上昇。「行きすぎだ」は２・９ポイント減の４６・２％に下落した。

「文在寅大統領が曺国法相の任命を強行したのは、強い捜査権限を持つ検察に対する改革を実行できるのは曺国氏しかいないと考えたからです。しかし、曺国法相が掲げる改革内容が家族の捜査を甘くしているのではないか、との批判が出始めています。従来とは異なり、検察に出頭する妻の姿が非公開にされるなど、結局は家族の特別扱いにつながっているのではないかというのです」（韓国メディア関係者）

　曺国一家をめぐる捜査に対する世論の目はますます厳しくなりそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]