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賛否両論の“給水タイム”で米局の収益は400億円超え! 選手たちが「あまり好きじゃない」と訴えるサッカーの概念を覆した新規則の「価値」【W杯】

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今大会から「選手のコンディション調整」を目的に導入されたハイドレーションブレイク。その影響は絶大だ(C)Getty Images

 絶賛開催中の北中米ワールドカップ(W杯)。4年に一度のサッカーの祭典において、今大会は新たなルールがいくつか導入された。その中で、とりわけ賛否両論を呼んでいるのは、前後半それぞれのハーフの間に入る「ハイドレーションブレイク」だ。

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 内容は至ってシンプルで、各ハーフの約半分となる22分前後に主審が試合を止め、選手が3分間で水分補給や短い休息を取るというもの。導入を決断した国際サッカー連盟(FIFA)は、酷暑や高地でのプレーを強いられる選手たちのコンディション対策を気遣った策だとしている。

 もっとも、選手たちの“休憩”という名目以上にFIFAが大きな価値を見込んだのは、新たな広告枠としての可能性だろう。日本を含めた各国で展開されるサッカー中継内では、前後半に入る約3分間の休憩時間中にCMが打たれている。

 実際、効果は絶大だ。日夜各国のスポーツビジネス情報を発信している米専門サイト『Front Office Sports』は、国内でW杯を中継している大手スポーツ専門局『FOX Sports』は、ハイドレーションブレイク中に流すCM収益だけで、2億5000万ドル(約403億2474万円)もの増収を見込んでいると伝えた。ちなみに30秒枠の値段は20万ドル(約3225万円)で、アメリカ代表の試合においては3.75倍で売りに出されていたという。

 値段が急騰し続ける放映権を買い取った媒体からすれば、出費を補填するための貴重な収入源となる。スポーツ中継ビジネスを拡大させる上でもチャンスを活かさない手はないというわけである。

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